リーダーはお客様に喜んで頂く、お客様の期待に応え、得た信頼を継続的に続けていくことが何よりも優先します。
ビジネスを継続していく、利益をだしていくことにも注意を払いながら、お客様を中心(起点)に考え、行動します。

リーダーは事業のオーナーです。
ステークホルダー(顧客、社内、外部パートナー、株主)の利害関係を理解、調整し、事業発展のために行動します。
短期的な事業目標と中長期的な事業目標はどちらも同等レベルにて重要であり、どちらに偏らせることはしません。
事業環境の変化を理解、予測しながら、常に未来を示し続けるのがリーダーです。
また、リーダーは自分自身の役割を限定するのではなく、事業に必要なことであり、取り組む必要があれば率先して先頭に立ちます。
(できない理由ではなく、制約条件のある中で、とりえる最善の手段を考え行動します)

ビジネス環境は刻々とその変化のスピードを増しています。
大枠で合理性がとれていれば、まずやってみる、やってうまくいかなければ、うまくいった点、うまくいかなかった点を整理し、次の一手を打ちます。
留まっている時間はありません。
10トライして1つうまくいけば、それを10回繰り返す、10の成功が積み上がります。
この積み上げに価値があります。

真理、本質を突き詰める、ことを体現し、模索し続けるのがリーダーです。

リーダーは、多様な考え方を受け入れ、自らの考えを適切に伝えることと異なる意見を積極的に傾聴します。
また、人種、性別、宗教などによる差別は行いません。

チャレンジしうまくいったこと、いかなかったこと、それぞれから学び、謙虚に学び続ける姿勢を持ちます。
成功体験は自信につながります、一方でその成功体験を自身の寄り所にしてしまう危険性が誰にでもあることを認識し、常にチャレンジしたところに自分自身の成長機会があることを念頭に、自らを律します。

諦めず続ける、機会がある限り、やりきるのがリーダーです。
より良いプロダクトをつくるために、些細なことでもより高い水準にこだわります。
新しいチャレンジをするとき、応援してくれる方は多くないかもしれません、理解してくれる方は多くないかもしれません、うまくいかないのではと懐疑的に見る方もいるかもしれません。
そうした声を遮るのではなく、真摯に受け入れ、実績を積み上げ、そして理解してもらえるよう一歩一歩積み上げるのがリーダーです。

世界では日々新しいアイデアが生みだされ、実現に向けて動いています。このことを前提に、新しいチャレンジをするときは、誰よりもキャッチアップし、熟慮します。
熟慮の結果からでてきたアイデアのどこに革新性があり、世の中にはまだない価値であるのか、誰の悩みや課題を解決するのか、誰の幸せに貢献することができるのか明文化します。

生産性は、より少ないリソースでどうやれば実現できるのかを深く考えることを意味します。
創意工夫、自立心、助け合い、アイデアを創出し、生産性の向上を追求します。
そこに進化と発展があります。
生産性をないがしろにすることは、進化と発展ではなく停滞、衰退につながることをリーダーは常に理解してい置く必要があります。

ビジネスで失われた信頼を取り戻すことは労力も時間も膨大なエネルギーを必要とします。
ビジネス以前に、一人の人間として、嘘をつく、ごまかす、人を欺く、悪口をいう、といったことをリーダーはしません。
特に、うまくいかなかった時、失敗した時に、誠実であり続けられるかが問われます。

自分の業務だけでなく、その他の業務にも広く目を向けて、その業務の中で起きていることをさらに詳細な視点で物事を深く考察します。

1つの事象でも10人いれば10通りの捉え方、理解の仕方があります。
この多様性を生かすことはビジネスにおいて極めて重要であることをリーダーは理解しています。
ポジションに関係なく、意見、考え、アイデアを最後まで聞き、前向き、建設的に会話します。
議論の相手が、アジェンダやその議論で何を決めたいのか不明瞭な時は、あらかじめ議論のアジェンダ、何を決めたいのかを確認し、議論をサポートするのもリーダーの役目です。

1週間は1年の2%です。この2%は二度と取り戻すことはできません。
また、今ある環境、リソースは有限です。
このことを念頭に、リーダーは限られた時間、限られたリソースの中で、目指す姿(目標)と現状のギャップを確認し、そのギャップを埋め、目標を達成するための知恵を出し、実行を尽くします。
また、困難な時期にこそ未来を示し続け、行動し続けられるかリーダーの真価が問われます。

事業は世の中をより良くする、より幸せにするためにあることを念頭に、お客様や事業の発展に関わるメンバーの成長に寄与するのであれば積極的に情報共有します(Give & TakeのうちGiveを積極的に実践します)。
自分で調べ、自分で考え、整理、解釈した情報に価値があり、その情報をお客様やメンバーへ共有、提供することで、初めて相手からも情報(意見、アイデア、悩み、課題)が得られるものとして取り組みます。
リーダーは情報提供を惜しみません。

No.15は新たにメンバーになっていただく際に自由に書き込んでいただける枠です。
共通の価値観をもって事業に取り組むことは大切だと考えています。
一方で、共通の価値観だけでは組織の硬直化も起きやすく、多様な価値観＝事業成長の時代において、チーム・組織に新しい価値観や視点を大切にしたいと考えています。