こんにちは。山根です。
今日の話題は社内SNSです。一般的にSNSといえば、mixiやgreeなどが有名ですが、このSNSの仕組みを企業内で活用し結果を出している企業も増えてきているようです。
企業に向けてSNSシステムを提供している会社の一つにBeat Communicationという会社があります。個人的ではありますが、立ち上げの時期に色々と一緒にやっていました。そんなつながりで、最近でも機会があれば情報交換をすることがありますが、彼らに話を聞くと特に盛り上がっている(活用されて効果を出している)のは社内SNSで、社内の情報共有に使ういわば情報ポータルのような位置付としての使い方のようです。
最近は、こんなSNSに関する調査もやっているようです。確かに企業規模が大きくなればなるほど縦割りなので、SNSの仕組みを導入し情報共有を推し進めることにより、間接的に生産性の向上や業務改善の効果が出やすいと考えられるので、盛り上がっている理由も想像がつきます。
コンサル関連で大手企業と仕事をさせていただくと、人の交流や情報の流れに関して、縦割りの弊害をかなり感じることがあります。例えば、縦割りの結果似たようなシステムを情報共有なしに別々に開発してしまっていたり(かなり大規模な二重投資)、一つの会社にも関わらず、ビジネスユニットが違うだけで他の会社と同じような扱いになってしまい、顧客に対してワンストップにサービスできていない等々です。
確かに大手企業になればなるほど、このような縦割り的な組織に起因する課題は多く、SNSを入れることで、情報の風通しを良くすることで、結果として生産性の向上にはつながると思います。大きな組織では、誰が誰と親しいのか等情報を共有するだけでも、かなり使えそうです。
またSNSの特徴である実名で登録する点も、企業内では良い意味に働くかと思います。例えば、某大手企業の情報シス部長さんと話していた時に、こんなエピソードを教えてもらいました。昔、社内の情報共有を活発化しようと情シス主導で、掲示板を導入した際、実質的に匿名で書き込めるようになっていたため、上司や役員の悪口が書き込まれ、結局は閉鎖に追い込まれたようです。基本社内で導入されるSNSでは実名で本人認証もしますですので、そんなことも起こりません。
以上のように大手企業と社内SNSの相性は良いと思われますがやはり最終的に継続して使ってもらえるのかがこの手のシステムの一番重要なポイントだと思います。例えば、強制参加とファシリテーターの存在は重要です。弊社ではSNSは導入していませんが、自社開発のWebベースの情報共有システムがあり、社長が旗を振って推し進めています。ある一定以上このような号令によって情報がたまっていくと、システムの価値がぐんと高まっていき組織に定着します。SNSの場合では、いつも記事を書いている人やコメントをする人など、ファシリテーターがいることで、ユーザーがさらに繰り返し見に来るきっかけとなり、活用率が高まります。以上のようなポイントがこのシステムの導入の際には重要になってくると思います。
今回は、社内SNSを取り上げましたが他の用途でも色々とネタがあるのでまた機会があれば続きを書いてみようと思います。